採択されるようにしよう!小規模事業者持続化補助金の採択率について

今回は小規模事業者持続化補助金の採択率と審査のポイントについてご紹介していきます。

「申請前に審査のポイントについて押さえておきたい」
「審査になるべくなら落ちたくない」

補助金申請を検討されている方でこのようなお悩みの方も多いのではないでしょうか?

最後まで読んでいただくと、審査のポイントを押さえることができると思います。ぜひ参考にしてください。

※当記事は審査通過を保証するものではございません。

「web集客の始め方が分からない」「自社でwebマーケティングを実施・成功させたい」方はこちら。

小規模事業者持続化補助金には予算がある

小規模事業者持続化補助金の予算は、年々増える傾向にある様です。

これには、2つの原因が考えられます。

ひとつ目は、今までホームページ作成に充てられていた補助金である「サービス等生産性向上IT導入支援補助金」の方の予算を削減し、小規模事業者持続化補助金の予算に組み込んだこと。

ふたつ目は、事業を始めたばかりの企業でも申請できる様になったことです。

そのため、2018年度には120億円だった予算が、2019年度は200億円となっています。

ホームページは、今やどの事業者でも導入したい広報媒体ですね。

年々その需要が高まれば、今後も小規模事業者持続化補助金の予算は増える可能性があります。


小規模事業者持続化補助金の概要が分からない方はこちらをご覧ください。

2019年度採択率について

2019年度の小規模事業者持続化補助金の採択率は、以下の通りとなっています。

小規模事業者持続化補助金事業(商工会地区分)・・・申込総数9,371件 採択者数8,709件 採択率86.2%

小規模事業者持続化補助金事業(商工会議所地区分)・・・申込総数15,202件 採択者数13,099件 採択率92.9%

商工会地区分、商工会議所地区分ともに8割を超える採択率となっています。

2018年度の小規模事業者持続化補助金の採択率は約67%という数値でしたので、2019年度の採択率はかなり高かったことが分かります。

予算も増える傾向にあることから、「経営計画書」や「補助事業計画書」がしっかり書けている事業者であれば、概ね採択されるのではないでしょうか。

年によって変わりますが、小規模事業者持続化補助金の申請は、比較的高い確率で採択されるようになっているようです。

審査で抑えておくべきポイント

基本的な項目(書類が全てそろっている、補助対象者の資格を有しているなどの点)のほかに、加点審査として以下の項目についても評価し、総合的な評価の高い事業者から採択される仕組みとなっています。

①自社の経営状況分析の妥当性
自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握しているか。
②経営方針・目標と今後のプランの適切性
経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか。
経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか。
③補助事業計画の有効性
補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか。
地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか。
(共同申請の場合:補助事業計画が、全ての共同事業者における、それぞれの経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要か。)
補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか。
補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。
④積算の透明・適切性
事業費の計上・積算が正確・明確で、事業実施に必要なものとなっているか。

平成 30 年度第2次補正予算 小規模事業者持続化補助金【公募要領】より引用

これらの項目は、経営計画書を書く上で考えて練っていくことになりますので、自社のアピールポイントや強みなどがよく分かっていれば問題ないと思われます。

国としても、しっかりしたビジョンや強みが把握できていて、事業を軌道に乗せたいと考えている小規模事業者をなるべく補助したいということですね。

商工会議所や専門家の助言を借りながら、しっかりした「経営計画書」や「補助事業計画書」を作成していきましょう。

当社にお問い合わせ頂ければ専門家のご紹介は可能です。

小規模事業者持続化補助金の全体スケジュールを把握していない方は、こちらを参考にしてください。


まとめ:採択されるようにしよう!小規模事業者持続化補助金の採択率について

小規模事業者持続化補助金の採択率と審査のポイントは、以下の通りであることが分かりました。

  • 2018年度の小規模事業者持続化補助金の採択率は約67%、2019年度に至っては80%を超えている。
  • しっかりした「経営計画書」や「補助事業計画書」で、自社の製品の強みや将来性をアピールできれば概ね審査に通過すると考えられる。

ぜひ、参考にされてみてください。
参考リンク:
【平成29年度補正】小規模事業者持続化補助金採択発表。採択率を割り出す
参考資料 第2回目安に関する小委員会における委員からの追加要望資料 「生産性向上に関する支援」
小規模事業者持続化補助金の採択結果が発表

「web集客の始め方が分からない」「自社でwebマーケティングを実施・成功させたい」方はこちら。


Web集客のノウハウを社内に定着
内製(インハウス)化を支援します

当社Web戦略コンサルタントがWebマーケティングの教育を行い「ノウハウの定着」「外注コスト削減」「PDCAの高速化」を実現します。

詳しくみる
  • 関連記事
  • おすすめ記事
PAGE TOP